弎画堂 sankaku-do弎画堂 sankaku-do

NEWS ARTICLE

株式会社弎画堂は、動画の力でビジネスをサポートします。
企業や個人のブランドを効果的に成長させる方法を提案します。

2026.09.05

特集「仕事と、生き方」
第2話|#何のために、働くのか。

 ブライダルカメラマンの仕事は、想像していた以上に体力も神経も使う仕事でした。結婚式はやり直しが出来ません。新郎新婦はもちろん、ご家族や友人の表情、その場でしか生まれない瞬間を、自分で判断しながら撮っていく。繁忙期には1日に2件の結婚式をほぼ休憩なく担当することもあり、緊張と疲労で倒れそうになるような日もありました。華やかに見える世界ですが、その裏側はなかなかハードです。それでも、私はこの仕事が好きでした。大変な撮影を終え、お客様に写真を渡したときに、新郎新婦が顔をほころばせる。嬉しいお礼の手紙をもらう。相澤に頼んでよかった、と言ってもらう。それが、純粋に嬉しかったんです。

 実は私、幼いころから「自分はこれでいいんだ」と、素直に思えることがあまりありませんでした。何をやっても母から心配されることばかりで、どこかにずっと「自分を認めてほしい」という気持ちがあったのだと思います。今振り返ると、その気持ちがある種の「反骨精神」になって、仕事へのエネルギーや情熱に変わっていったのだと思っています。

 「誰かに自分を認めてほしい」という気持ちは、一見ネガティブなものにも思えます。でも私にとっては、それが仕事を続ける原動力のひとつでした。写真をきれいに撮ること以上に、自分がしたことで相手が喜んでくれること。それが、少しずつ私にとっての「働く理由」になっていきました。

 そんな中、私にプロカメラマンの在り方を教えてくれた、尊敬していた先輩カメラマンが、不慮の交通事故で突然亡くなりました。それまで当たり前のように続くと思っていた日常が、突然なくなる。その出来事をきっかけに、私は初めて自分の働き方を立ち止まって考えるようになりました。

 「何のために、働くんだろう。」

 仕事は大好きでした。信頼できる仲間もいた。だからハードな日々も頑張れたし、苦ではありませんでした。 だけど、「会社のために自分の命や時間をすり減らして、もし明日自分が死んでしまったら、自分の人生って一体なんだったんだろう」——そんな強烈な問いと恐怖が、胸に突き刺さったのです。好きな仕事を一生懸命やることと、自分を置き去りにして仕事のために生きることは違う。

 命の有限さを突きつけられたこの出来事を境に、私の中で「働く」ということへの覚悟が、根底から変わっていきました。

この記事を書いた人
相澤 里志

相澤 里志
あだ名は
「動画のあいちゃん」

長野県北安曇郡出身 1981年生まれ
幼少期は、昆虫やミリタリーにハマり、現在は、バイクや車を趣味とする

これまでに様々なジャンルの動画制作実績を持ち、販売員時代に養われた社交性と、幅広い種類の撮影/編集で培った技術、そして高い妥協点を持って仕事をこなすスタイルが取引先からも高い評価を得ている。

企業の方のお問い合わせ

動画作成・動画活用に関するご相談や
お見積もり依頼など
お気軽にお問い合せください。

個人の方のお問い合わせ

お宮参りや七五三の写真撮影
赤ちゃんやお子様の記念写真など
お気軽にお問い合せください。